どの職場でも勉強を続けることが重要!

どの職場でも勉強を続けることが重要!

学び続ける

介護関連の仕事は典型的な資格職で資格の有無がその仕事に対する参入障壁になりますし、少子高齢化が続く日本では当面介護に関する需要はなくならなそうなので、一度資格を取ってしまうと仕事に困ることはまずありません。だからこそ今多くの人が介護に関する資格を取得しようと一生懸命に勉強を行っていると思うのですが、ここで1つ大きな注意点があります。時に介護に関する資格勉強に励んでいる人に話を聞くと、将来の目標として例えば介護福祉士の資格取得などを挙げられますが、決して資格の取得は人生や仕事のゴールには成り得ません。
もちろん資格を取得しないとスタートに立てないので、資格の取得は一生懸命目指して欲しいのですが、資格取得後の方がずっと重要であり、その後も勉強は続くということを覚えておいて欲しいのです。

技術の進歩

どうして資格取得後も学び続けることが大切なのかといえば、まずは資格取得のための勉強は重要ではあるものの、あくまでも座学であり現場でそれを応用するにはさらなる経験や学習を必要とするからです。学ぶという行為は何も参考書を開いてノートに噛り付くような行為に限定されません。日々の仕事の中で創意工夫を持って取り組み、その結果を自分なりに振り返って改善していくという行為も重要な学びのプロセスですし、こうした学びを抜きに現場で活躍できる人材にはなりません。
また介護の世界も医療や看護の世界と同様に日進月歩で進化をしており、絶えず新しい介護や介助の方法、新しい器具などが登場してきています。それらの最新技術について介護の仕事を行う人は正しく知っておかねばなりません。それが周囲にも頼りにされる介護福祉士のなどの有資格者ならなおさらです。

資格取得後が本番

また、介護の現場に立つ者として求められるものは介護に関する知識や能力に限定されません。年々現場での高齢者の方や家族の方のニーズは細分化され多様化してきており、そうした介護サービス利用者のニーズに応えられるよう、介護に限定されない様々な分野の幅広い知識を身につけていなければなりません。そのためにも普段からの勉強や学習がとても大切なものとなります。
そもそも介護の仕事というのは本当に素晴らしい仕事で、介護サービスを受ける高齢者の方やその家族の方だけではなく介護問題の解決を通して地域や社会の役にも立つことができる仕事です。しかしそのためには努力によって高い技術を保ち、専門的なサービスを提供していかなければならないと言えるでしょう。

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