脳の活性化が期待できる「クイズ・脳トレ」

脳の活性化が期待できる「クイズ・脳トレ」

クイズや脳トレ

レクリエーションの中には運動や音楽のように身体を使うものの他に、頭を使うクイズや脳トレに近いようなものも行われます。競技形式で行うと熱中できますし脳の活性化につながって認知症の予防や進行の抑制にもつながるので、介護施設などでは積極的に取り入れられています。 基本的に人間は脳を普段の生活で全く使わないということはありません。睡眠中にだって脳は活発に活動を行っているのです。しかし、そうは言っても人間は日常生活で脳の全ての機能を活用しているわけでもなく、脳の使っていない部位というのもたくさんあります。そうした部位をゲームやクイズなどを通して活性化させていくことで、普段の生活にも好影響を及ぼしADLを高めることが出来るのです。

回文

実際のクイズや脳トレ、ゲームなどを活用したレクリエーションですが、例えば回文を活用したレクリエーションなどが存在します。「しんぶんし」や「たいやきやいた」など上から読んでも下から読んでも同じ言葉になる文章を回文と言います。こうした回文を考え、発表しあうゲームを行うだけでも人間は普段使わないような脳の言語野を使いますので、脳の活性化に貢献し言語能力などの維持や回復に役立ちます。

しりとり

しりとりも、脳の活性化を目的としたレクリエーションの内容としてバカになりません。1人ではできず人と交流しながら行いますし、前に出た言葉はダメというルールを設ければ脳の記憶力を保つ効果も期待できます。また、ただのしりとりであればマンネリとなってしまうようであれば、お絵描きしりとりというゲームもあります。このゲームではしりとりを言葉ではなく紙やホワイトボードに描いた絵で行っていきますので、身体を動かし手先の運動能力を高める効果も期待できます。

数遊び

また紙やペンを活用するゲームとしては、計算を活用したレクリエーションも面白いでしょう。例えば数の泉というゲームがあり、これは例えば30というお題があった時に、50-20や10×3という風に答えが30になるような計算式を制限時間内にたくさん書き出すというゲームです。チームを組んで順番にチーム対抗戦を行ったりすることで大変に盛り上がるでしょう。 なおこのゲームに限りませんが、競争やチーム戦の要素をいかに上手く組み込んでいくのかという点がこうしたゲームではとても重要になります。10人から20人くらいで行う場合は数人のチームに別れた方が盛り上がりますし、合計で数人のレクリエーションであれば個人戦やペアの対抗戦が良いでしょう。

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